さて日常的に使われるもので「天女」という言葉があります。
この天女に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
天女がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは天女の読み方と意味、「てんにょ」と「てんじょ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.天女の正しい読み方は「てんにょ」「てんじょ」?
では天女の正しい読み方は、「てんにょ」「てんじょ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、天女の正しい読み方は「てんにょ」になります。
天女の”女”は「おんな」「じょ」「にょ」と読むことができますが、
天女は「てんにょ」と読むのが正しく、「てんじょ」と読むのは間違いです。
また天女(てんにょ)のように「天(てん)」が用いられている言葉には、
「荒天(こうてん)・仰天(ぎょうてん)・天使(てんし)・天気(てんき)」などがあります。
天女(てんにょ)のように「女(にょ)」が用いられている言葉には、
「女人(にょにん)・仙女(せんにょ)・女体(にょたい)・女院(にょいん)」などがあります。
次の章で天女の意味と類義語について解説していきます。
2.天女の意味と類義語について
では天女の意味と類義語について見ていきましょう。
まず天女は「天上界に住むという女性のこと。また、この世に2人といないような美しい女性のたとえ」の意味として用いられています。
天女を用いた例文としては、「天女が落とした羽衣(はごろも)」や、
「彼女はまるで天女のようだ」のような使い方で用いられています。
また天女の類義語としては、「仙女(せんにょ)・天使(てんし)・美貌(びぼう)・別嬪(べっぴん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても天女と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「天女の読み方と意味、”てんにょ”と”てんじょ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 天女の正しい読み方は「てんにょ」で、「てんじょ」は間違い。
- 天女は「天上界に住むという女性のこと。また、この世に2人といないような美しい女性のたとえ」の意味。
- 天女の類義語には、「仙女・天使・美貌・別嬪」などがある。