強請るの読み方と意味、「ゆする」と「ねだる」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「強請る」という言葉があります。

 

この強請るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
強請るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは強請るの読み方と意味、「ゆする」と「ねだる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.強請るの正しい読み方は「ゆする」「ねだる」?

 

では強請るの正しい読み方は、「ゆする」「ねだる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、強請るの正しい読み方は「ゆする」「ねだる」の両方になります

 

強請るの”強”は「つよ(い)」「きょう」「ごう」、”請”は「う(ける)」「せい」と読むことができます。

 

 

 

一般的には強請るは「ねだる」と読むことが多く、「ゆする」は”揺する”と書き表されることが多いです。

 

ただ強請るは「ゆする」「ねだる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

強請るの”強”に「ゆ」「ね」、”請”にも「す」「だ」という読み方はありませんが、強請るを「ゆする」「ねだる」と読んでいるのは、当て字によるものです。

 

「ゆする」「ねだる」という言葉の意味に、”強請”という言葉が持っている意味が合っていたため、”強請る”に「ゆする」「ねだる」という読み方が当てられました。

 

 

次の章で強請るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.強請るの意味と類義語について

 

では強請るの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず強請る(ゆする)は「人を脅(おど)して、金品を無理に出させること」の意味として用いられています。

 

 

強請るを「ゆする」と読むと上記のような意味になりますが、
「ねだる」と読むと「甘えたり、無理に頼んだりして欲しいものを求めること」の意味となります

 

このように強請るは「ゆする」「ねだる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

強請るを用いた例文としては、「後輩を強請(ゆす)る」や、
「父にお小遣いを強請(ねだ)る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「人を脅して、金品を無理に出させること」の意味で、後者の例文は「甘えたり、無理に頼んだりして欲しいものを求めること」の意味で使用しています。

 

 

 

また強請るの類義語としては、「無心(むしん)・強要(きょうよう)・恐喝(きょうかつ)・強奪(ごうだつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても強請ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「強請るの読み方と意味、”ゆする”と”ねだる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ