このページでは翳るの読み方と意味、「かげる」と「あざける」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.翳るの正しい読み方は「かげる」「あざける」?

 

結論から言ってしまうと、翳るの正しい読み方は「かげる」になります

 

翳るの”翳”は「かげ(る)」「かざ(す)」「えい」と読むことはできますが、「あざけ(る)」と読むことはできないので、翳るを「あざける」と読むのは間違いです。

 

(「あざける」というのは、”嘲る”と書き表されるため注意が必要)

 

 

 

ただ「かげる」は”翳る”の他にも”陰る”と書き表され、一般的には”陰る”と表記されることが多いです。

 

(”翳る”と”陰る”の意味はどちらも同じ)

 

 

次の章で翳るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.翳るの意味と類義語について

 

翳るは「太陽や月が雲に遮られて、光が薄らぎ暗くなること/夕暮れになること/表情が暗くなること/勢いが衰えること。良くない傾向になること」の意味として用いられています。

 

 

翳るを用いた例文としては、「日の光が翳る」や、「彼の表情が翳る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「太陽や月が雲に遮られて、光が薄らぎ暗くなること」の意味で、後者の例文は「表情が暗くなること」の意味で使用しています。

 

 

 

また翳るの類義語としては、「曇る(くもる)・曇天(どんてん)・斜陽(しゃよう)・落日(らくじつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても翳ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「翳るの読み方と意味、”かげる”と”あざける”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 翳るの正しい読み方は「かげる」で、「あざける」は間違い。
  • 翳るは「太陽や月が雲に遮られて、光が薄らぎ暗くなること/夕暮れになること/表情が暗くなること/勢いが衰えること。良くない傾向になること」の意味。
  • 翳るの類義語には、「曇る・曇天・斜陽・落日」などがある。

 

 

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