結論から言ってしまうと、動揺るの正しい読み方は「ゆさぶる」になります。
動揺るの”動”は「うご(く)」「どう」、”揺”は「ゆ(さぶる)」「ゆ(らぐ)」「よう」と読むことができますが、動揺るを「どうようる」と読むのは間違いです。
ただ一般的には「ゆさぶる」は”揺さぶる・揺さ振る”と書き表されることが多いです。
動揺るの”動”に「ゆさ」、”揺”にも「ぶ」という読み方はありませんが、動揺るを「ゆさぶる」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「ゆさぶる」という言葉の意味に、”動揺”という言葉の持っている意味が合っていたため、「ゆさぶる」に”動揺る”という漢字が当てられました。
次の章で動揺るの意味と類義語について解説していきます。
動揺るは「揺(ゆ)り動かすこと/意図的に何かを仕掛けて、相手を動揺(どうよう)させること」の意味として用いられています。
動揺るを用いた例文としては、「彼の体を動揺る」や、
「その一言で心を動揺られる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「揺り動かすこと」の意味で、後者の例文は「意図的に何かを仕掛けて、相手を動揺させること」の意味で使用しています。
また動揺るの類義語としては、「振動(しんどう)・混乱(こんらん)・動揺(どうよう)・狼狽(ろうばい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても動揺ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「動揺るの読み方と意味、”ゆさぶる”と”どうようる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>