このページでは垣間の読み方と意味、「かいま」と「かきま」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.垣間の正しい読み方は「かいま」「かきま」?

 

結論から言ってしまうと、垣間の正しい読み方は「かきま」になります

 

垣間の”垣”は「かき」「えん」と読むことはできますが、「かい」と読むことはできないので、垣間を「かいま」と読むのは間違いです。

 

 

 

垣間はそれ単体だと「かきま」としか読むことはできませんが、
”垣間見る”の場合は「かいまみる」「かきまみる」の両方で読むことが可能です。

 

(一般的には垣間見るは「かいまみる」と読むことがほとんど)

 

 

垣間見るの”垣”という字は単体で「かい」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「かきまみる」から「かいまみる」という読み方に変化しました。

 

 

音変化というのは簡単に言うと、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。

 

この音変化により、垣間見るは通常では読むことができない「かいまみる」という読み方になったんですね。

 

 

次の章で垣間の意味について解説していきます。

 

2.垣間の意味について

 

垣間は「垣(かき)の隙間(すきま)のこと」の意味として用いられています。

 

垣(かき)というのは、”ある区域を区切るための囲いや仕切りのこと”を指します。

 

 

 

また垣間の類義語としては、「間隙(かんげき)・空隙(くうげき)・寸隙(すんげき)・亀裂(きれつ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても垣間と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「垣間の読み方と意味、”かいま”と”かきま”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 垣間の正しい読み方は「かきま」で、「かいま」は間違い。
  • 垣間は「垣(かき)の隙間のこと」の意味。
  • 垣間の類義語には、「間隙・空隙・寸隙・亀裂」などがある。

 

 

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