結論から言ってしまうと、三省の正しい読み方は「さんせい」「さんしょう」の両方になります。
三省の”省”は「はぶ(く)」「かえり(みる)」「しょう」「せい」と読むことができます。
一般的には三省は「さんせい」と読むことがほとんどです。
ただ三省は「さんせい」「さんしょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で三省の意味について解説していきます。
三省(さんせい)は「1日に何度も自分の言動を振り返ってみて、反省し、自らを戒(いまし)めること」の意味として用いられています。
三省の”三”は「しばしば。何度もの」の意で使われています。
三省を「さんせい」と読むと上記のような意味になりますが、「さんしょう」と読むと上記の他に、「律令制で、太政官に置かれた八省のうち、式部省・民部省・兵部省のこと/中国、唐の官制で、中書省・門下省・尚書省のこと」の意味も含まれます。
このように三省は「さんせい」「さんしょう」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
以上が「三省の読み方と意味、”さんせい”と”さんしょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど