さて日常的に使われることはあまりないですが、「身口意」という言葉があります。
この身口意に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
身口意がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは身口意の読み方と意味、「しんくい」と「しんこうい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.身口意の正しい読み方は「しんくい」「しんこうい」?
では身口意の正しい読み方は、「しんくい」「しんこうい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、身口意の正しい読み方は「しんくい」になります。
身口意の”口”は「くち」「こう」「く」と読むことができますが、
身口意は「しんくい」と読むのが正しく、「しんこうい」と読むのは間違いです。
また身口意(しんくい)のように「口(く)」が用いられている言葉には、
「口舌(くぜつ)・口伝(くでん)・口授(くじゅ)・口分(くぶん)」などがあります。
次の章で身口意の意味と類義語について解説していきます。
2.身口意の意味と類義語について
では身口意の意味と類義語について見ていきましょう。
まず身口意は「日常生活の基本である、全ての行動(身)と言語(口)と精神作用(意)のこと」の意味として用いられています。
身口意を用いた例文としては、「身口意の三業を理解する」や、
「身口意の3つの悪業を離れる」のような使い方で用いられています。
また身口意の類義語としては、「心身(しんしん)・心骨(しんこつ)・心体(しんたい)・身魂(しんこん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても身口意と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「身口意の読み方と意味、”しんくい”と”しんこうい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 身口意の正しい読み方は「しんくい」で、「しんこう」は間違い。
- 身口意は「日常生活の基本である、全ての行動(身)と言語(口)と精神作用(意)のこと」の意味。
- 身口意の類義語には、「心身・心骨・心体・身魂」などがある。