さて日常的に使われるもので「念力」という言葉があります。
この念力に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
念力がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは念力の読み方と意味、「ねんりき」と「ねんりょく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.念力の正しい読み方は「ねんりき」「ねんりょく」?
では念力の正しい読み方は、「ねんりき」「ねんりょく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、念力の正しい読み方は「ねんりき」になります。
念力の”力”は「ちから」「りょく」「りき」と読むことができますが、
念力は「ねんりき」と読むのが正しく、「ねんりょく」と読むのは間違いです。
また念力(ねんりき)のように「念(ねん)」が用いられている言葉には、
「記念(きねん)・念願(ねんがん)・念頭(ねんとう)・邪念(じゃねん)」などがあります。
念力(ねんりき)のように「力(りき)」が用いられている言葉には、
「力走(りきそう)・力説(りきせつ)・力投(りきとう)・万力(まんりき)」などがあります。
次の章で念力の意味と類義語について解説していきます。
2.念力の意味と類義語について
では念力の意味と類義語について見ていきましょう。
まず念力は「一心に思いを込めることによって生じる力のこと/精神の力で対象に物理的作用を及ぼすことができる、超自然的な力。サイコキネシスのこと」の意味として用いられています。
念力を用いた例文としては、「思う念力岩をも通す」や、
「念力で壁を破壊した」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「一心に思いを込めることによって生じる力のこと」の意味で、後者の例文は「精神の力で対象に物理的作用を及ぼすことができる、超自然的な力。サイコキネシスのこと」の意味で使用しています。
また念力の類義語としては、「超能力(ちょうのうりょく)・魔法(まほう)・妖術(ようじゅつ)・魔術(まじゅつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても念力と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「念力の読み方と意味、”ねんりき”と”ねんりょく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 念力の正しい読み方は「ねんりき」で、「ねんりょく」は間違い。
- 念力は「一心に思いを込めることによって生じる力のこと/精神の力で対象に物理的作用を及ぼすことができる、超自然的な力。サイコキネシスのこと」の意味。
- 念力の類義語には、「超能力・魔法・妖術・魔術」などがある。