力瘤の読み方と意味、「ちからこぶ」と「りょくりゅう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「力瘤」という言葉があります。

 

この力瘤に使用されている漢字(特に”瘤”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは力瘤の読み方と意味、「ちからこぶ」と「りょくりゅう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.力瘤の正しい読み方は「ちからこぶ」「りょくりゅう」?

 

では力瘤の正しい読み方は、「ちからこぶ」「りょくりゅう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、力瘤の正しい読み方は「ちからこぶ」になります

 

力瘤の”瘤”は「こぶ」「りゅう」と読むことができますが、
力瘤は「ちからこぶ」と読むのが正しく、「りょくりゅう」と読むのは間違いです

 

 

 

また力瘤(ちからこぶ)のように「力(ちから)」が用いられている言葉には、
「力紙(ちからがみ)・力業(ちからわざ)・力仕事(ちからしごと)」などがあります。

 

力瘤(ちからこぶ)のように「瘤(こぶ)」が用いられている言葉には、
「庭瘤(にわこぶ)・瘤付(こぶつき)・瘤鯛(こぶだい)・荷瘤(にこぶ)」などがあります。

 

 

次の章で力瘤の意味について解説していきます。

 

2.力瘤の意味について

 

では力瘤の意味について見ていきましょう。

 

まず力瘤は「肘(ひじ)を曲げて力を入れたときにできる、二の腕の筋肉の盛り上がりのこと/気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」の意味として用いられています。

 

 

 

力瘤を用いた例文としては、「力を入れて力瘤をつくる」や、「勉強に力瘤を入れる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「肘を曲げて力を入れたときにできる、二の腕の筋肉の盛り上がりのこと」の意味で、後者の例文は「気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」の意味で使用しています。

 

 

後者の意味である「気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」は、”力瘤を入れる”という言い回しで使われることが多いです。

 

 

以上が「力瘤の読み方と意味、”ちからこぶ”と”りょくりゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ