結論から言ってしまうと、力瘤の正しい読み方は「ちからこぶ」になります。
力瘤の”瘤”は「こぶ」「りゅう」と読むことができますが、
力瘤は「ちからこぶ」と読むのが正しく、「りょくりゅう」と読むのは間違いです。
また力瘤(ちからこぶ)のように「力(ちから)」が用いられている言葉には、
「力紙(ちからがみ)・力業(ちからわざ)・力仕事(ちからしごと)」などがあります。
力瘤(ちからこぶ)のように「瘤(こぶ)」が用いられている言葉には、
「庭瘤(にわこぶ)・瘤付(こぶつき)・瘤鯛(こぶだい)・荷瘤(にこぶ)」などがあります。
次の章で力瘤の意味について解説していきます。
力瘤は「肘(ひじ)を曲げて力を入れたときにできる、二の腕の筋肉の盛り上がりのこと/気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」の意味として用いられています。
力瘤を用いた例文としては、「力を入れて力瘤をつくる」や、「勉強に力瘤を入れる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「肘を曲げて力を入れたときにできる、二の腕の筋肉の盛り上がりのこと」の意味で、後者の例文は「気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」の意味で使用しています。
後者の意味である「気合を入れてしっかりと取り組む・尽力すること」は、”力瘤を入れる”という言い回しで使われることが多いです。
以上が「力瘤の読み方と意味、”ちからこぶ”と”りょくりゅう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど