さて日常的に使われるもので「投げ銭」という言葉があります。
この投げ銭に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
投げ銭がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは投げ銭の読み方と意味、「なげぜに」と「なげせん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.投げ銭の正しい読み方は「なげぜに」「なげせん」?
では投げ銭の正しい読み方は、「なげぜに」「なげせん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、投げ銭の正しい読み方は「なげせん」になります。
投げ銭の”銭”は「ぜに」「せん」と読むことができますが、
投げ銭は「なげせん」と読むのが正しく、「なげぜに」と読むのは間違いです。
また投げ銭(なげせん)のように「銭(せん)」が用いられている言葉には、
「金銭(きんせん)・銭湯(せんとう)・悪銭(あくせん)・無銭(むせん)」などがあります。
次の章で投げ銭の意味と類義語について解説していきます。
2.投げ銭の意味と類義語について
では投げ銭の意味と類義語について見ていきましょう。
まず投げ銭は「大道芸人・乞食(こじき)などに投げ与える銭のこと/インターネットの無料コンテンツの閲覧者が、そのコンテンツの提供者に金銭を寄付すること」の意味として用いられています。
昔は前者の意味で使われることしかありませんでしたが、
現在では投げ銭は一般的に後者の意味で使われることがほとんどです。
また投げ銭の類義語としては、「寄付(きふ)・寄贈(きぞう)・援助(えんじょ)・カンパ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても投げ銭と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「投げ銭の読み方と意味、”なげぜに”と”なげせん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 投げ銭の正しい読み方は「なげせん」で、「なげぜに」は間違い。
- 投げ銭は「大道芸人・乞食などに投げ与える銭のこと/インターネットの無料コンテンツの閲覧者が、そのコンテンツの提供者に金銭を寄付すること」の意味。
- 投げ銭の類義語には、「寄付・寄贈・援助・カンパ」などがある。