結論から言ってしまうと、呻くの正しい読み方は「うめく」になります。
呻くの”呻”は「うな(る)」「うめ(く)」「しん」と読むことはできますが、
「わめ(く)」と読むことはできないので、呻くを「わめく」と読むのは間違いです。
「わめく」というのは、”喚く”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で呻くの意味について解説していきます。
呻くは「痛さや苦しさのあまり、低い声を漏らすこと/獣などが低く力の入った声を出すこと/苦心して詩歌を作り出すこと」の意味として用いられています。
呻くを用いた例文としては、「彼は苦痛のあまり呻く」や、
「彼女は呻くように言った」のような使い方で用いられています。
呻くは一般的に前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「痛さや苦しさのあまり、低い声を漏らすこと」の意味で使用しています。
また呻くの類義語としては、「唸る(うなる)・胴間声(どうまごえ)・慟哭(どうこく)・嗚咽(おえつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても呻くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「呻くの読み方と意味、”うめく”と”わめく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど