躙るの読み方と意味、「にじる」と「のさばる」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「躙る」という言葉があります。

 

この躙るに使用されている漢字は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは躙るの読み方と意味、「にじる」と「のさばる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.躙るの正しい読み方は「にじる」「のさばる」?

 

では躙るの正しい読み方は、「にじる」「のさばる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、躙るの正しい読み方は「にじる」になります

 

躙るの”躙”は「にじ(る)」「りん」と読むことはできますが、
「のさば(る)」と読むことはできないので、躙るを「のさばる」と読むのは間違いです。

 

 

ちなみに「のさばる」に漢字表記はなく、そのままひらがなで「のさばる」と書き表されます

 

 

次の章で躙るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.躙るの意味と類義語について

 

では躙るの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず躙るは「座ったまま、少しずつひざを使って進むこと/押し付けてすり動かすこと」の意味として用いられています。

 

 

躙るを用いた例文としては、「隣の部屋へ躙って入る」や、
「タバコの火を足で躙って消す」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「座ったまま、少しずつひざを使って進むこと」の意味で、
後者の例文は「押し付けてすり動かすこと」の意味で使用しています。

 

 

一般的には躙るは”踏み躙る”という言葉で使われることが多く、踏み躙るは「踏んでめちゃめちゃにつぶすこと/人の立場や考えを無視したり、体面・名誉などを傷つけること」の意味で用いられます。

 

 

 

また躙るの類義語としては、「拉ぐ(ひしぐ)・拉く(しだく)・蹂躙(じゅうりん)・地団駄(じだんだ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても躙ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「躙るの読み方と意味、”にじる”と”のさばる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ