さて日常的に使われるもので「最大手」という言葉があります。
この最大手に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
最大手がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは最大手の読み方と意味、「さいおおて」と「さいだいしゅ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.最大手の正しい読み方は「さいおおて」「さいだいしゅ」?
では最大手の正しい読み方は、「さいおおて」「さいだいしゅ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、最大手の正しい読み方は「さいおおて」になります。
最大手の”大”は「おお(きい)」「だい」、”手”は「て」「しゅ」と読むことができますが、最大手は「さいおおて」と読むのが正しく、「さいだいしゅ」と読むのは間違いです。
また最大手(さいおおて)のように「大(おお)」が用いられている言葉には、
「大事(おおごと)・大奥(おおおく)・大型(おおがた)・大味(おおあじ)」などがあります。
最大手(さいおおて)のように「手(て)」が用いられている言葉には、
「相手(あいて)・上手(うわて)・奥手(おくて)・射手(いて)」などがあります。
次の章で最大手の意味と類義語について解説していきます。
2.最大手の意味と類義語について
では最大手の意味と類義語について見ていきましょう。
まず最大手は「同じ分野の市場において、最も大きな経営規模や売り上げなどがある会社のこと」の意味として用いられています。
最大手を用いた例文としては、「店舗数に限れば業界最大手だ」や、
「A社は国内最大手のメーカーだ」のような使い方で用いられています。
また最大手の類義語としては、「大手(おおて)・一流(いちりゅう)・有名(ゆうめい)・指折り(ゆびおり)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても最大手と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「最大手の読み方と意味、”さいおおて”と”さいだいしゅ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 最大手の正しい読み方は「さいおおて」で、「さいだいしゅ」は間違い。
- 最大手は「同じ分野の市場において、最も大きな経営規模や売り上げなどがある会社のこと」の意味。
- 最大手の類義語には、「大手・一流・有名・指折り」などがある。