このページでは入相の読み方と意味、「いりあい」と「にゅうそう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.入相の正しい読み方は「いりあい」「にゅうそう」?

 

結論から言ってしまうと、入相の正しい読み方は「いりあい」になります

 

入相の”入”は「はい(る)」「い(る)」「い(り)」「にゅう」、”相”は「あい」「そう」と読むことができますが、入相は「いりあい」と読むのが正しく、「にゅうそう」と読むのは間違いです

 

 

 

また入相(いりあい)のように「入(いり)」が用いられている言葉には、
「入会(いりあい)・入口(いりぐち)・入母屋(いりもや)」などがあります。

 

入相(いりあい)のように「相(あい)」が用いられている言葉には、
「相手(あいて)・相子(あいこ)・相席(あいせき)・相槌(あいづち)」などがあります。

 

 

次の章で入相の意味と類義語について解説していきます。

 

2.入相の意味と類義語について

 

入相は「日の暮れる頃。夕暮れのこと/入相の鐘の略のこと」の意味として用いられています。

 

入相の鐘(かね)というのは、”日暮れ時に寺でつく鐘のこと。また、その音のこと”です。

 

 

 

また入相の類義語としては、「夕景(ゆうけい)・日没(にちぼつ)・宵闇(よいやみ)・夕闇(ゆうやみ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても入相と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「入相の読み方と意味、”いりあい”と”にゅうそう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 入相の正しい読み方は「いりあい」で、「にゅうそう」は間違い。
  • 入相は「日の暮れる頃。夕暮れのこと/入相の鐘の略のこと」の意味。
  • 入相の類義語には、「夕景・日没・宵闇・夕闇」などがある。

 

 

関連ページ