このページでは九品の読み方と意味、「くほん」と「くひん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.九品の正しい読み方は「くほん」「くひん」?

 

結論から言ってしまうと、九品の正しい読み方は「くほん」「ここのしな」になります

 

九品の”九”は「ここの(つ)」「きゅう」「く」、”品”は「しな」「ひん」「ほん」と読むことができますが、九品は「くほん」「ここのしな」と読むのが正しく、「くひん」と読むのは間違いです。

 

 

ただ一般的には九品は「くほん」と読むことがほとんどです。

 

 

 

また九品(くほん)のように「九(く)」が用いられている言葉には、
「九曜(くよう)・九献(くこん)・九九(くく)・九輪(くりん)」などがあります。

 

九品(くほん)のように「品(ほん)」が用いられている言葉は、
九品の他には「品題(ほんだい)・無品(むほん)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で九品の意味について解説していきます。

 

2.九品の意味について

 

九品は「極楽浄土に往生(おうじょう)する際の9つの等級のこと」の意味として用いられています。

 

 

上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)の3階級を、それぞれ上生(じょうしょう)・中生(ちゅうしょう)・下生(げしょう)に分けたものが九品になります。

 

なので”上品上生・上品中生・上品下生・中品上生・中品中生・中品下生・下品上生・下品中生・下品下生”の9つの等級に分類されるということです。

 

 

以上が「九品の読み方と意味、”くほん”と”くひん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 九品の正しい読み方は「くほん」で、「くひん」は間違い。
  • 九品は「極楽浄土に往生する際の九つの等級のこと」の意味。

 

 

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