さて日常的に使われるもので「覿面」という言葉があります。
この覿面に使用されている漢字(特に”覿”)は普段はあまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは覿面の読み方と意味、「てきめん」と「へきめん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.覿面の正しい読み方は「てきめん」「へきめん」?
では覿面の正しい読み方は、「てきめん」「へきめん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、覿面の正しい読み方は「てきめん」になります。
覿面の”覿”は「てき」と読むことはできますが、「へき」と読むことはできないので、覿面を「へきめん」と読むのは間違いです。
また覿面(てきめん)のように「覿(てき)」が用いられている言葉は、覿面の他には見つけることができませんでした。
覿面(てきめん)のように「面(めん)」が用いられている言葉には、
「面会(めんかい)・全面(ぜんめん)・面接(めんせつ)・仮面(かめん)」などがあります。
次の章で覿面の意味と類義語について解説していきます。
2.覿面の意味と類義語について
では覿面の意味と類義語について見ていきましょう。
まず覿面は「効果・結果・報(むく)いなどがすぐに現れること」の意味として用いられています。
覿面を用いた例文としては、「薬の効果は覿面だ」や、
「覿面に罰が当たったのだろう」のような使い方で用いられています。
また覿面の類義語としては、「特効(とっこう)・有効(ゆうこう)・即効(そっこう)・実効(じっこう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても覿面と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「覿面の読み方と意味、”てきめん”と”へきめん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 覿面の正しい読み方は「てきめん」で、「へきめん」は間違い。
- 覿面は「効果・結果・報いなどがすぐに現れること」の意味。
- 覿面の類義語には、「特効・有効・即効・実効」などがある。