このページでは確りの読み方と意味、「かくり」と「しっかり」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.確りの正しい読み方は「かくり」「しっかり」?

 

結論から言ってしまうと、確りの正しい読み方は「しっかり」になります

 

 

確りの”確”は「たし(か)」「しっか(り)」「しか(と)」「かく」と読むことができますが、確りは「しっかり」と読むのが正しく、「かくり」と読むのは間違いです。

 

 

次の章で確りの意味について解説していきます。

 

2.確りの意味について

 

確りの意味は下記のとおりです。

  1. 物事の基礎や構成が堅固(けんご)で安定しているさま
  2. 考え方や性格などが堅実で信用できるさま
  3. 気を張り詰めているさま。意識を確かに持つさま
  4. 物事を確実に、そして真剣に行うさま
  5. 取引市場に活気があって、相場に下落の様子が見えない状態のこと

 

 

確りを用いた例文としては、「土台が確りしている」や、
「毎日確りと勉強する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事の基礎や構成が堅固で安定しているさま」の意味で、後者の例文は「物事を確実に、そして真剣に行うさま」の意味で使用しています。

 

 

 

また確りの類義語としては、「正確(せいかく)・確固(かっこ)・確実(かくじつ)・適確(てきかく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても確りと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「確りの読み方と意味、”かくり”と”しっかり”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 確りの正しい読み方は「しっかり」で、「かくり」は間違い。
  • 確りの類義語には、「正確・確固・確実・適確」などがある。

<確りの意味>

  1. 物事の基礎や構成が堅固で安定しているさま
  2. 考え方や性格などが堅実で信用できるさま
  3. 気を張り詰めているさま。意識を確かに持つさま
  4. 物事を確実に、そして真剣に行うさま
  5. 取引市場に活気があって、相場に下落の様子が見えない状態のこと

 

 

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