結論から言ってしまうと、係るの正しい読み方は「かかる」になります。
係るの”係”は「かかり」「かか(る)」「かか(わる)」「けい」と読むことはできますが、「かかわ(る)」と読むことはできないので、係るを「かかわる」と読むのは間違いです。
「かかわる」というのは、”関わる・係わる”などと書き表されるため注意が必要です。
次の章で係るの意味について解説していきます。
係るは「関係すること/携(たずさ)わること/(~によって)扱われること/ある語句の文法的なはたらきが他の語句に及ぶこと」の意味として用いられています。
係るを用いた例文としては、「仕事の効率化に係る能力」や、
「その事故の処理に係る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「関係すること」の意味で、後者の例文は「携わること」の意味で使用しています。
また係るの類義語としては、「関与(かんよ)・相関(そうかん)・関連(かんれん)・因縁(いんねん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても係ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「係るの読み方と意味、”かかる”と”かかわる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど