このページでは雪ぐの読み方と意味、「すすぐ」と「そそぐ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.雪ぐの正しい読み方は「すすぐ」「そそぐ」?

 

結論から言ってしまうと、雪ぐの正しい読み方は「すすぐ」「そそぐ」の両方になります

 

雪ぐの”雪”は「ゆき」「すす(ぐ)」「そそ(ぐ)」「せつ」と読むことができます。

 

 

 

一般的には雪ぐは「そそぐ」と読むことが多いです。

 

ただ雪ぐは「すすぐ」「そそぐ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で雪ぐの意味について解説していきます。

 

2.雪ぐの意味について

 

雪ぐ(すすぐ)は「恥(はじ)や不名誉などを除き去ること」の意味として用いられています。

 

 

雪ぐを「すすぐ」と読むと上記のような意味になりますが、
「そそぐ」と読むと上記の他に、「水で汚れを洗い落とすこと」の意味も含まれます

 

ただ一般的に「水で汚れを洗い落とすこと」の意味で使用する場合は、”雪ぐ”ではなく”濯ぐ”が用いられることが多いです。

 

このように雪ぐは「すすぐ」「そそぐ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

雪ぐを用いた例文としては、「汚名を雪ぐ」や、
「恥を雪ぐ」のような使い方で用いられています。

 

どちらの例文も「恥や不名誉などを除き去ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また雪ぐの類義語としては、「払拭(ふっしょく)・一掃(いっそう)・淘汰(とうた)・排除(はいじょ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても雪ぐと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「雪ぐの読み方と意味、”すすぐ”と”そそぐ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 雪ぐの正しい読み方は「すすぐ」「そそぐ」の両方。
  • 雪ぐ(すすぐ)は「恥や不名誉などを除き去ること」の意味。
  • 雪ぐ(そそぐ)は「水で汚れを洗い落とすこと/恥や不名誉などを除き去ること」の意味。
  • 雪ぐの類義語には、「払拭・一掃・淘汰・排除」などがある。

 

 

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