結論から言ってしまうと、戯れるの正しい読み方は「じゃれる」「たわむれる」「ざれる」になります。
戯れるの”戯”は「たわむ(れる)」「たわ(ける)」「ざ(れる)」「ぎ」と読むことができます。
一般的には戯れるは「たわむれる」と読むことがほとんどです。
ただ戯れるは「じゃれる」「たわむれる」「ざれる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
戯れるの”戯”という字は単体で「じゃ(れる)」と読むことはできませんが、
日本語における音変化によって「ざれる」から「じゃれる」という読み方に変化しました。
簡単に言うと音変化というのは、”発音しにくい音を発音しやすい音に変化させたもの”です。
この音変化により、戯れるは通常では読むことができない「じゃれる」という読み方になったんですね。
次の章で戯れるの意味について解説していきます。
戯れる(じゃれる、ざれる)は「ふざけて、遊ぶこと。人や物にまとわりついて遊ぶこと」の意味として用いられています。
戯れるを「じゃれる」「ざれる」と読むと上記のような意味になりますが、「たわむれる」と読むと「ふざけること/何かを相手にして、面白がって遊ぶこと」の意味も含まれます。
このように戯れるは「じゃれる」「ざれる」「たわむれる」のどれで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
戯れるを用いた例文としては、「子犬がボールに戯(じゃ)れる」や、
「風と戯(たわむ)れる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ふざけて、遊ぶこと。人や物にまとわりついて遊ぶこと」の意味で、
後者の例文は「何かを相手にして、面白がって遊ぶこと」の意味で使用しています。
以上が「戯れるの読み方と意味、”じゃれる”と”たわむれる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど