さて日常的に使われるもので「聳える」という言葉があります。
この聳えるに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは聳えるの読み方と意味、「おびえる」と「そびえる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.聳えるの正しい読み方は「おびえる」「そびえる」?
では聳えるの正しい読み方は、「おびえる」「そびえる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、聳えるの正しい読み方は「そびえる」になります。
聳えるの”聳”は「そび(える)」「しょう」と読むことはできますが、
「おび(える)」と読むことはできないので、聳えるを「おびえる」と読むのは間違いです。
「おびえる」というのは、”怯える・脅える”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で聳えるの意味と類義語について解説していきます。
2.聳えるの意味と類義語について
では聳えるの意味と類義語について見ていきましょう。
まず聳えるは「山などが高く立つこと」の意味として用いられています。
聳えるを用いた例文としては、「高く聳える山々」や、
「高層ビルが聳える街中」のような使い方で用いられています。
また聳えるの類義語としては、「聳立(しょうりつ)・屹立(きつりつ)・隆起(りゅうき)・突出(とっしゅつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても聳えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「聳えるの読み方と意味、”おびえる”と”そびえる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 聳えるの正しい読み方は「そびえる」で、「おびえる」は間違い。
- 聳えるは「山などが高く立つこと」の意味。
- 聳えるの類義語には、「聳立・屹立・隆起・突出」などがある。