結論から言ってしまうと、覆うの正しい読み方は「おおう」になります。
覆うの”覆”は「おお(う)」「くつがえ(る)」「ふく」と読むことはできますが、
「かこ(う)」と読むことはできないので、覆うを「かこう」と読むのは間違いです。
「かこう」というのは、”囲う”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で覆うの意味と類義語について解説していきます。
覆うの意味は下記のとおりです。
覆うを用いた例文としては、「雪が山頂を覆う」や、
「場内を熱気が覆う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「一面に広がって全体を包み込むこと」の意味で、
後者の例文は「すみずみまで行き渡って、いっぱいに満たすこと」の意味で使用しています。
また覆うの類義語としては、「被る(かぶる)・遮る(さえぎる)・遮蔽(しゃへい)・被覆(ひふく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても覆うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「覆うの読み方と意味、”おおう”と”かこう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覆うの意味>
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>