このページでは覆うの読み方と意味、「おおう」と「かこう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.覆うの正しい読み方は「おおう」「かこう」?

 

結論から言ってしまうと、覆うの正しい読み方は「おおう」になります

 

覆うの”覆”は「おお(う)」「くつがえ(る)」「ふく」と読むことはできますが、
「かこ(う)」と読むことはできないので、覆うを「かこう」と読むのは間違いです。

 

 

「かこう」というのは、”囲う”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で覆うの意味と類義語について解説していきます。

 

2.覆うの意味と類義語について

 

覆うの意味は下記のとおりです。

  1. 物を隠したり保護するために上にかぶせること
  2. 一面に広がって全体を包み込むこと
  3. 隠蔽(いんぺい)すること。包み隠すこと
  4. すみずみまで行き渡って、いっぱいに満たすこと

 

 

覆うを用いた例文としては、「雪が山頂を覆う」や、
「場内を熱気が覆う」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「一面に広がって全体を包み込むこと」の意味で、
後者の例文は「すみずみまで行き渡って、いっぱいに満たすこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また覆うの類義語としては、「被る(かぶる)・遮る(さえぎる)・遮蔽(しゃへい)・被覆(ひふく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても覆うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「覆うの読み方と意味、”おおう”と”かこう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 覆うの正しい読み方は「おおう」で、「かこう」は間違い。
  • 覆うの類義語には、「被る・遮る・遮蔽・被覆」などがある。

<覆うの意味>

  1. 物を隠したり保護するために上にかぶせること
  2. 一面に広がって全体を包み込むこと
  3. 隠蔽すること。包み隠すこと
  4. すみずみまで行き渡って、いっぱいに満たすこと

 

 

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