結論から言ってしまうと、醸すの正しい読み方は「かもす」になります。
醸すの”醸”は「かも(す)」「じょう」と読むことができますが、
醸すは「かもす」と読むのが正しく、「じょうす」と読むのは間違いです。
次の章で醸すの意味について解説していきます。
醸すは「麹(こうじ)を発酵させて酒・醤油(しょうゆ)などを造ること/ある状態・雰囲気などを作り出すこと」の意味として用いられています。
醸すを用いた例文としては、「日本酒を醸す仕事」や、
「彼の発言が物議を醸す」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「麹を発酵させて酒・醤油などを造ること」の意味で、
後者の例文は「ある状態・雰囲気などを作り出すこと」の意味で使用しています。
また醸すの類義語としては、「醸成(じょうせい)・醸造(じょうぞう)・吟醸(ぎんじょう)・蒸留(じょうりゅう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても醸すと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「醸すの読み方と意味、”かもす”と”じょうす”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど