このページでは繰るの読み方と意味、「くる」と「めくる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.繰るの正しい読み方は「くる」「めくる」?

 

結論から言ってしまうと、繰るの正しい読み方は「くる」になります

 

繰るの”繰”は「く(る)」「そう」と読むことはできますが、「めく(る)」と読むことはできないので、繰るを「めくる」と読むのは間違いです。

 

 

「めくる」というのは、”捲る”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で繰るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.繰るの意味と類義語について

 

繰るは「長いものを巻き取ること/順番に送り動かすこと/順に数えること/順に捲(めく)ること/綿繰り車にかけて綿の実から綿を取り離すこと」の意味として用いられています。

 

 

繰るを用いた例文としては、「糸を繰る」や、
「本のページを繰る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「長いものを巻き取ること」の意味で、
後者の例文は「順に捲ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また繰るの類義語としては、「捲る(めくる)・捲る(まくる)・手繰る(たぐる)・巻く(まく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても繰ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「繰るの読み方と意味、”くる”と”めくる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 繰るの正しい読み方は「くる」で、「めくる」は間違い。
  • 繰るは「長いものを巻き取ること/順番に送り動かすこと/順に数えること/順に捲ること/綿繰り車にかけて綿の実から綿を取り離すこと」の意味。
  • 繰るの類義語には、「捲る(めくる)・捲る(まくる)・手繰る・巻く」などがある。

 

 

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