結論から言ってしまうと、丁年の正しい読み方は「ていねん」になります。
丁年の”丁”は「ちょう」「てい」と読むことができますが、丁年は「ていねん」と読むのが正しく、「ちょうねん」と読むのは間違いです。
また丁年(ていねん)のように「丁(てい)」が用いられている言葉には、
「丁寧(ていねい)・装丁(そうてい)・丁重(ていちょう)・壮丁(そうてい)」などがあります。
丁年(ていねん)のように「年(ねん)」が用いられている言葉には、
「昨年(さくねん)・万年(まんねん)・光年(こうねん)・平年(へいねん)」などがあります。
次の章で丁年の意味について解説していきます。
丁年は「一人前の年齢。満二十歳のこと/一人前の男。満二十歳以上の男のこと」の意味として用いられています。
丁年を用いた例文としては、「今年で丁年に達する」や、
「未丁年者はお酒が禁じられている」のような使い方で用いられています。
どちらの例文も「一人前の年齢。満二十歳のこと」の意味で使用しています。
また丁年の類義語としては、「成年(せいねん)・弱冠(じゃっかん)・青年(せいねん)・若年(じゃくねん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても丁年と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「丁年の読み方と意味、”ていねん”と”ちょうねん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど