結論から言ってしまうと、蹲るの正しい読み方は「うずくまる」「つくばる」になります。
蹲るの”蹲”は「うずくま(る)」「つくば(る)」「しゅん」「そん」と読むことはできますが、「またが(る)」と読むことはできないので、蹲るを「またがる」と読むのは間違いです。
(「またがる」というのは、”跨る”と書き表されるため注意が必要です)
ただ一般的には蹲るは「うずくまる」と読むことがほとんどです。
次の章で蹲るの意味について解説していきます。
蹲るは「体を丸くしてしゃがみ込むこと/獣が足をたたみ込んで地面に腹をつけて座ること」の意味として用いられています。
蹲るを用いた例文としては、「道端に蹲る」や、
「蹲ったまま動かない」のような使い方で用いられています。
一般的に蹲るは前者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「体を丸くしてしゃがみ込むこと」の意味で使用しています。
また蹲るの類義語としては、「中腰(ちゅうごし)・屈む(かがむ)・伏す(ふす)・這う(はう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても蹲ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「蹲るの読み方と意味、”またがる”と”うずくまる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど