結論から言ってしまうと、調うの正しい読み方は「ととのう」になります。
調うの”調”は「しら(べる)」「ととの(う)」「ちょう」と読むことができますが、調うは「ととのう」と読むのが正しく、「ちょうう」と読むのは間違いです。
次の章で調うの意味について解説していきます。
調うは「必要なものを用意すること。欠けることなく揃うこと/交渉や相談などがまとまること」の意味として用いられています。
「ととのう」は”整う”と書き表されることも多いですが、
こちらの”整う”は「きちんとまとまった状態や形になること。調和がとれていること」の意味で使われます。
このように”調う”と”整う”はどちらも「ととのう」と読みますが、意味が異なるので覚えておきましょう。
調うを用いた例文としては、「明日の準備が調う」や、「縁談が調う」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「必要なものを用意すること。欠けることなく揃うこと」の意味で、後者の例文は「交渉や相談などがまとまること」の意味で使用しています。
以上が「調うの読み方と意味、”ちょうう”と”ととのう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど