調うの読み方と意味、「ちょうう」と「ととのう」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「調う」という言葉があります。

 

この調うに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
調うがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは調うの読み方と意味、「ちょうう」と「ととのう」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.調うの正しい読み方は「ちょうう」「ととのう」?

 

では調うの正しい読み方は、「ちょうう」「ととのう」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、調うの正しい読み方は「ととのう」になります

 

 

調うの”調”は「しら(べる)」「ととの(う)」「ちょう」と読むことができますが、調うは「ととのう」と読むのが正しく、「ちょうう」と読むのは間違いです。

 

 

次の章で調うの意味と類義語について解説していきます。

 

2.調うの意味と類義語について

 

では調うの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず調うは「必要なものを用意すること。欠けることなく揃うこと/交渉や相談などがまとまること」の意味として用いられています。

 

 

「ととのう」は”整う”と書き表されることも多いですが、
こちらの”整う”は「きちんとまとまった状態や形になること。調和がとれていること」の意味で使われます

 

このように”調う”と”整う”はどちらも「ととのう」と読みますが、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

調うを用いた例文としては、「明日の準備が調う」や、
「縁談が調う」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「必要なものを用意すること。欠けることなく揃うこと」の意味で、後者の例文は「交渉や相談などがまとまること」の意味で使用しています。

 

 

 

また調うの類義語としては、「調達(ちょうたつ)・布石(ふせき)・工面(くめん)・見繕う(みつくろう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても調うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「調うの読み方と意味、”ちょうう”と”ととのう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ