雌伏の読み方と意味、「しふく」と「ひふく」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「雌伏」という言葉があります。

 

この雌伏に使用されている漢字(特に”雌”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは雌伏の読み方と意味、「しふく」と「ひふく」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.雌伏の正しい読み方は「しふく」「ひふく」?

 

では雌伏の正しい読み方は、「しふく」「ひふく」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、雌伏の正しい読み方は「しふく」になります

 

雌伏の”雌”は「めす」「し」、”伏”は「ふ(せる)」「ふく」と読むことはできますが、”雌”は「ひ」と読むことはできず、雌伏を「ひふく」と読むのは間違いです

 

 

 

また雌伏(しふく)のように「雌(し)」が用いられている言葉には、
「雌雄(しゆう)・雌黄(しおう)・雌蕊(めしべ、しずい)」などがあります。

 

雌伏(しふく)のように「伏(ふく)」が用いられている言葉には、
「起伏(きふく)・降伏(こうふく)・伏線(ふくせん)・伏兵(ふくへい)」などがあります。

 

 

次の章で雌伏の意味と類義語について解説していきます。

 

2.雌伏の意味と類義語について

 

では雌伏の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず雌伏は「将来活躍する機会がくるのを、他人の支配に耐えながらじっと待つこと」の意味として用いられています。

 

 

雌伏を用いた例文としては、「長期間の雌伏を余儀なくされる」や、
「15年の雌伏を経て成功した」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また雌伏の類義語としては、「忍耐(にんたい)・反骨(はんこつ)・不屈(ふくつ)・剛毅(ごうき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても雌伏と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「雌伏の読み方と意味、”しふく”と”ひふく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ