結論から言ってしまうと、憂えるの正しい読み方は「うれえる」になります。
憂えるの”憂”は「うれ(い)」「うれ(える)」「う(い)」「ゆう」と読むことができますが、憂えるは「うれえる」と読むのが正しく、「うえる」と読むのは間違いです。
次の章で憂えるの意味について解説していきます。
憂えるは「悪い結果になるのではないかと心配すること/良くない状態を嘆(なげ)き悲しむこと」の意味として用いられています。
憂えるを用いた例文としては、「彼らの将来を憂える」や、
「親友の死を憂える」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「悪い結果になるのではないかと心配すること」の意味で、
後者の例文は「良くない状態を嘆き悲しむこと」の意味で使用しています。
また憂えるの類義語としては、「悲嘆(ひたん)・哀傷(あいしょう)・悲愴(ひそう)・憂慮(ゆうりょ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても憂えると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「憂えるの読み方と意味、”うえる”と”うれえる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど