結論から言ってしまうと、嘲うの正しい読み方は「あざわらう」になります。
嘲うの”嘲”は「あざけ(る)」「ちょう」と読むことはできますが、
「あげつら(う)」と読むことができないので、嘲うを「あげつらう」と読むのは間違いです。
(「あげつらう」というのは、”論う”と書き表されるため注意が必要です)
「あざわらう」は嘲うの他にも”嘲笑う”と書き表され、一般的には”嘲笑う”と表記されることが多いです。
嘲うの”嘲”に「あざわら(う)」という読み方はありませんが、嘲うを「あざわらう」と読んでいるのは、当て字によるものです。
「あざわらう」という言葉の意味に、”嘲”という漢字の持っている意味が合っていたため、「あざわらう」に”嘲う”という漢字が当てられました。
次の章で嘲うの意味について解説していきます。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど