結論から言ってしまうと、重任の正しい読み方は「ちょうにん」「じゅうにん」の両方になります。
重任の”重”は「おも(い)」「かさ(なる)」「じゅう」「ちょう」と読むことができます。
一般的には重任は「じゅうにん」と読むことがほとんどです。
ただ重任は「ちょうにん」「じゅうにん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で重任の意味について解説していきます。
重任(ちょうにん)は「任期が終わっても、引き続いてその任務に就くこと/平安中期以降、国司が任期満了にあたり、財貨を納入したりして、さらに任期を重ねること」の意味として用いられています。
重任を「ちょうにん」と読むと上記のような意味になりますが、
「じゅうにん」と読むと「重要な任務のこと/任期が終わっても、引き続いてその任務に就くこと」の意味となります。
”重任登記”という言葉がありますが、これは”重任(じゅうにん)登記”と読むため注意が必要です。
このように重任は「ちょうにん」「じゅうにん」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
重任を用いた例文としては、「重任(じゅうにん)を果たす」や、
「重任させられそうになったが断固拒否した」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「重要な任務のこと」の意味で、後者の例文は「任期が終わっても、引き続いてその任務に就くこと」の意味で使用しています。
以上が「重任の読み方と意味、”ちょうにん”と”じゅうにん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど