結論から言ってしまうと、凝るの正しい読み方は「こる」「こごる」の両方になります。
凝るの”凝”は「こ(らす)」「こ(る)」「こご(る)」「ぎょう」と読むことができます。
一般的には凝るは「こる」と読むことがほとんどです。
ただ凝るは「こる」「こごる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で凝るの意味について解説していきます。
凝る(こる)は「ある事に心を奪われて夢中になること。熱中すること/細かいところにまで工夫を施すこと/筋肉が張ってかたくなること」の意味として用いられています。
凝るを「こる」と読むと上記のような意味になりますが、
「こごる」と読むと「冷えて固まること」の意味となります。
※上は煮凝(にこご)りの写真
一般的に「こごる」というのは、”煮凝(にこご)り”のように「魚などの煮汁が、冷えて固まったもの」を表すときに使うことがほとんどです。
このように凝るは「こる」「こごる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
凝るを用いた例文としては、「占いに凝(こ)る」や、
「凝(こ)った料理を提供する」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「ある事に心を奪われて夢中になること。熱中すること」の意味で、後者の例文は「細かいところにまで工夫を施すこと」の意味で使用しています。
以上が「凝るの読み方と意味、”こる”と”こごる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど