さて日常的に使われるもので「遮る」という言葉があります。
この遮るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
遮るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは遮るの読み方と意味、「よぎる」と「さえぎる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.遮るの正しい読み方は「よぎる」「さえぎる」?
では遮るの正しい読み方は、「よぎる」「さえぎる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、遮るの正しい読み方は「さえぎる」になります。
遮るの”遮”は「さえぎ(る)」「しゃ」と読むことはできますが、
「よぎ(る)」と読むことはできないので、遮るを「よぎる」と読むのは間違いです。
「よぎる」というのは、”過る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で遮るの意味と類義語について解説していきます。
2.遮るの意味と類義語について
では遮るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず遮るは「間に物などを置いて、向こうを見えなくすること/物事の進行を、途中で邪魔して止めること」の意味として用いられています。
遮るを用いた例文としては、「日光をカーテンで遮る」や、
「彼の言葉を遮る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「間に物を置いて、向こうを見えなくすること」の意味で、
後者の例文は「物事の進行を、途中で邪魔して止めること」の意味で使用しています。
また遮るの類義語としては、「遮光(しゃこう)・遮蔽(しゃへい)・被覆(ひふく)・遮断(しゃだん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても遮ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「遮るの読み方と意味、”よぎる”と”さえぎる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 遮るの正しい読み方は「さえぎる」で、「よぎる」は間違い。
- 遮るは「間に物などを置いて、向こうを見えなくすること/物事の進行を、途中で邪魔して止めること」の意味。
- 遮るの類義語には、「遮光・遮蔽・被覆・遮断」などがある。