さて日常的に使われるもので「迅速」という言葉があります。
この迅速に使用されている漢字(特に”迅”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは迅速の読み方と意味、「じんそく」と「じゅうそく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.迅速の正しい読み方は「じんそく」「じゅうそく」?
では迅速の正しい読み方は、「じんそく」「じゅうそく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、迅速の正しい読み方は「じんそく」になります。
迅速の”迅”は「はげ(しい)」「はや(い)」「じん」と読むことはできますが、「じゅう」と読むことはできないので、迅速を「じゅうそく」と読むのは間違いです。
また迅速(じんそく)のように「迅(じん)」が用いられている言葉には、
「迅雷(じんらい)・奮迅(ふんじん)・迅急(じんきゅう)・迅疾(じんしつ)」などがあります。
迅速(じんそく)のように「速(そく)」が用いられている言葉には、
「速度(そくど)・早速(さっそく)・秒速(びょうそく)・快速(かいそく)」などがあります。
次の章で迅速の意味と類義語について解説していきます。
2.迅速の意味と類義語について
では迅速の意味と類義語について見ていきましょう。
まず迅速は「物事の進みぐあいや行動などが非常に速いこと。また、そのさま」の意味として用いられています。
迅速を用いた例文としては、「問題を迅速に処理する」や、
「迅速な行動を心がけている」のような使い方で用いられています。
また迅速の類義語としては、「快速(かいそく)・神速(しんそく)・脱兎(だっと)・敏活(びんかつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても迅速と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「迅速の読み方と意味、”じんそく”と”じゅうそく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 迅速の正しい読み方は「じんそく」で、「じゅうそく」は間違い。
- 迅速は「物事の進みぐあいや行動などが非常に速いこと。また、そのさま」の意味。
- 迅速の類義語には、「快速・神速・脱兎・敏活」などがある。