結論から言ってしまうと、摘むの正しい読み方は「つむ」「つまむ」の両方になります。
摘むの”摘”は「つ(む)」「つま(む)」「てき」と読むことができます。
一般的には摘むは「つむ」と読むことがほとんどで、「つまむ」はひらがなでそのまま”つまむ”と書き表されることが多いです。
ただ摘むは「つむ」「つまむ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で摘むの意味について解説していきます。
摘む(つむ)は「指先で挟んで取ること/ハサミなどで先を切り取ること/(比喩的に)大きくならないうちに取り除くこと」の意味として用いられています。
摘むを「つむ」と読むと上記のような意味になりますが、「つまむ」と読むと「指先で挟んで持つこと/指や箸などで取って食べること/大事なところを取り出すこと/(”つままれる”の形で)化かされること」の意味となります。
このように摘むは「つむ」「つまむ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
摘むを用いた例文としては、「悪の芽を摘(つ)む」や、
「要点を摘(つま)んで話す」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(比喩的に)大きくならないうちに取り除くこと」の意味で、
後者の例文は「大事なところを取り出すこと」の意味で使用しています。
以上が「摘むの読み方と意味、”つむ”と”つまむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど