さて日常的に使われるもので「起伏」という言葉があります。
この起伏に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
起伏がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは起伏の読み方と意味、「きふく」と「きじょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
では起伏の正しい読み方は、「きふく」「きじょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、起伏の正しい読み方は「きふく」になります。
起伏の”伏”は「ふ(せる)」「ふく」と読むことはできますが、
「じょう」と読むことはできないので、起伏を「きじょう」と読むのは間違いです。
起伏の”伏(ふく)”という字は、”状(じょう)”という字に似ているため注意が必要です。
また起伏(きふく)のように「起(き)」が用いられている言葉には、
「起業(きぎょう)・起床(きしょう)・再起(さいき)・突起(とっき)」などがあります。
起伏(きふく)のように「伏(ふく)」が用いられている言葉には、
「降伏(こうふく)・伏兵(ふくへい)・伏線(ふくせん)・平伏(へいふく)」などがあります。
次の章で起伏の意味と類義語について解説していきます。
では起伏の意味と類義語について見ていきましょう。
まず起伏は「高くなったり低くなったりしていること/(勢いや感情などが)盛んになったり衰えたり、変化のあること」の意味として用いられています。
起伏を用いた例文としては、「起伏に富んだ地形をしている」や、
「彼は感情の起伏が激しい」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「高くなったり低くなったりしていること」の意味で、
後者の例文は「(勢いや感情などが)盛んになったり衰えたり、変化のあること」の意味で使用しています。
また起伏の類義語としては、「突起(とっき)・凹凸(おうとつ)・蛇行(だこう)・浮沈(ふちん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても起伏と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「起伏の読み方と意味、”きふく”と”きじょう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、