このページでは慕うの読み方と意味、「したう」と「うやまう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.慕うの正しい読み方は「したう」「うやまう」?

 

結論から言ってしまうと、慕うの正しい読み方は「したう」になります

 

慕うの”慕”は「した(う)」「ぼ」と読むことはできますが、「うやま(う)」と読むことはできないので、慕うを「うやまう」と読むのは間違いです。

 

 

「うやまう」というのは、”敬う”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で慕うの意味について解説していきます。

 

2.慕うの意味について

 

慕うは「憧(あこが)れそのようになりたいと心の中で思うこと/離れがたく思ったり、恋しく思ったりすること/人格や識見などに惹(ひ)かれること」の意味として用いられています。

 

 

慕うを用いた例文としては、「先輩を慕い続ける」や、
「飼い主を慕い、どこまでも追ってくる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「憧れそのようになりたいと心の中で思うこと」の意味で、
後者の例文は「離れがたく思ったり、恋しく思ったりすること」の意味で使用しています。

 

 

 

また慕うの類義語としては、「尊敬(そんけい)・思慕(しぼ)・羨望(せんぼう)・傾倒(けいとう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても慕うと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「慕うの読み方と意味、”したう”と”うやまう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 慕うの正しい読み方は「したう」で、「うやまう」は間違い。
  • 慕うは「憧れそのようになりたいと心の中で思うこと/離れがたく思ったり、恋しく思ったりすること/人格や識見などに惹かれること」の意味。
  • 慕うの類義語には、「尊敬・思慕・羨望・傾倒」などがある。

 

 

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