さて日常的に使われるもので「衣桁」という言葉があります。
この衣桁に使用されている漢字(特に”桁”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは衣桁の読み方と意味、「いこう」と「えこう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.衣桁の正しい読み方は「いこう」「えこう」?
では衣桁の正しい読み方は、「いこう」「えこう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、衣桁の正しい読み方は「いこう」「えこう」の両方になります。
衣桁の”衣”は「ころも」「い」「え」、”桁”は「けた」「こう」と読むことができます。
ただ一般的には衣桁は「いこう」と読むことがほとんどです。
また衣桁(いこう)のように「衣(い)」が用いられている言葉には、
「衣装(いしょう)・白衣(はくい)・衣食(いしょく)・脱衣(だつい)」などがあります。
衣桁(えこう)のように「衣(え)」が用いられている言葉は、衣桁の他には見つけることができませんでした。
次の章で衣桁の意味と類義語について解説していきます。
2.衣桁の意味と類義語について
では衣桁の意味と類義語について見ていきましょう。
まず衣桁は「室内で衣類などを掛けておく道具のこと」の意味として用いられています。
木を鳥居のような形に組んで、台の上に立てたもので、
衝立(ついたて)式のものと、2枚に折れる屏風(びょうぶ)式のものがあります。
また衣桁の類義語としては、「衣紋掛け(えもんかけ)・洋服掛け(ようふくかけ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても衣桁と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「衣桁の読み方と意味、”いこう”と”えこう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 衣桁の正しい読み方は「いこう」「えこう」の両方。
- 衣桁は「室内で衣類などを掛けておく道具のこと」の意味。
- 衣桁の類義語には、「衣紋掛け・洋服掛け」などがある。