結論から言ってしまうと、集くの正しい読み方は「すだく」になります。
集くの”集”は「あつ(まる)」「つど(う)」「すだ(く)」「しゅう」と読むことができますが、集くは「すだく」と読むのが正しく、「しゅうく」と読むのは間違いです。
次の章で集くの意味について解説していきます。
集くは「群れを成(な)して集まること/虫などが集まって鳴くこと」の意味として用いられています。
集くを用いた例文としては、「草むらに集く虫の音(ね)を聞く」や、
「野原で鳥が集いている」のような使い方で用いられています。
一般的には後者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「虫などが集まって鳴くこと」の意味で使用しています。
また集くの類義語としては、「呼集(こしゅう)・集合(しゅうごう)・群集(ぐんしゅう)・集結(しゅうけつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても集くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「集くの読み方と意味、”しゅうく”と”すだく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど