さて日常的に使われることはほとんどないですが、「集く」という言葉があります。
この集くに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
集くがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは集くの読み方と意味、「しゅうく」と「すだく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.集くの正しい読み方は「しゅうく」「すだく」?
では集くの正しい読み方は、「しゅうく」「すだく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、集くの正しい読み方は「すだく」になります。
集くの”集”は「あつ(まる)」「つど(う)」「すだ(く)」「しゅう」と読むことができますが、集くは「すだく」と読むのが正しく、「しゅうく」と読むのは間違いです。
次の章で集くの意味と類義語について解説していきます。
2.集くの意味と類義語について
では集くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず集くは「群れを成(な)して集まること/虫などが集まって鳴くこと」の意味として用いられています。
集くを用いた例文としては、「草むらに集く虫の音(ね)を聞く」や、
「野原で鳥が集いている」のような使い方で用いられています。
一般的には後者の意味で使われることがほとんどで、
どちらの例文も「虫などが集まって鳴くこと」の意味で使用しています。
また集くの類義語としては、「呼集(こしゅう)・集合(しゅうごう)・群集(ぐんしゅう)・集結(しゅうけつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても集くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「集くの読み方と意味、”しゅうく”と”すだく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 集くの正しい読み方は「すだく」で、「しゅうく」は間違い。
- 集くは「群れを成して集まること/虫などが集まって鳴くこと」の意味。
- 集くの類義語には、「呼集・集合・群集・集結」などがある。