さて日常的に使われるもので「過る」という言葉があります。

 

この過るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
過るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは過るの読み方と意味、「すぎる」と「よぎる」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.過るの正しい読み方は「すぎる」「よぎる」?

 

では過るの正しい読み方は、「すぎる」「よぎる」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、過るの正しい読み方は「よぎる」になります

 

過るの”過”は「す(ぎる)」「よぎ(る)」「か」と読むことはできますが、
「すぎ(る)」と読むことはできないので、過るを「すぎる」と読むのは間違いです。

 

 

「すぎる」というのは、”過ぎる”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で過るの意味と類義語について解説していきます。

 

2.過るの意味と類義語について

 

では過るの意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず過るは「ふっと浮かんで過(す)ぎ去ること/前を横切ること」の意味として用いられています。

 

 

過るを用いた例文としては、「一瞬、不安が頭を過る」や、
「知らない男性が目の前を過る」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「ふっと浮かんで過ぎ去ること」の意味で、
後者の例文は「前を横切ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また過るの類義語としては、「横断(おうだん)・縦断(じゅうだん)・貫通(かんつう)・縦走(じゅうそう)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても過ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「過るの読み方と意味、”すぎる”と”よぎる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 過るの正しい読み方は「よぎる」で、「すぎる」は間違い。
  • 過るは「ふっと浮かんで過ぎ去ること/前を横切ること」の意味。
  • 過るの類義語には、「横断・縦断・貫通・縦走」などがある。

 

 

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