さて日常的に使われることはあまりないですが、「芝草」という言葉があります。
この芝草に使用されている漢字（特に”芝”）は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは芝草の読み方と意味、「しそう」と「しばくさ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
１．芝草の正しい読み方は「しそう」「しばくさ」？
では芝草の正しい読み方は、「しそう」「しばくさ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、芝草の正しい読み方は「しそう」「しばくさ」の両方になります。
芝草の”芝”は「しば」「し」、”草”は「くさ」「そう」と読むことができます。
一般的には芝草は「しばくさ」と読むことがほとんどです。
ただ芝草は「しそう」「しばくさ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
（次の章でそれぞれの意味について解説していきます）
ちなみに「しばふ」というのは、”芝生（しばふ）”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で芝草の意味と類義語について解説していきます。
２．芝草の意味と類義語について
では芝草の意味と類義語について見ていきましょう。
まず芝草（しそう）は「芝（しば）のこと/万年茸（まんねんたけ）の別名のこと」の意味として用いられています。
芝というのは、”イネ科の多年草のこと”で、庭などに植えて芝生（しばふ）をつくります。
万年茸というのは、”マンネンタケ科のキノコのこと”で、芝草（しそう）の他に霊芝（れいし）とも呼ばれています。
※上は万年茸の写真
芝草を「しそう」と読むと上記のような意味になりますが、
「しばくさ」と読むと「芝のこと」の意味のみとなります。
このように芝草は「しそう」「しばくさ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
また芝草の類義語としては、「芝生（しばふ）・芝原（しばはら）・草原（そうげん）・野原（のはら）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても芝草と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「芝草の読み方と意味、”しそう”と”しばくさ”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 芝草の正しい読み方は「しそう」「しばくさ」の両方。
- 芝草（しそう）は「芝のこと/霊芝の別名のこと」の意味。
- 芝草（しばくさ）は「芝のこと」の意味。
- 芝草の類義語には、「芝生・芝原・草原・野原」などがある。