結論から言ってしまうと、貴いの正しい読み方は「たっとい」「とうとい」の両方になります。
貴いの”貴”は「たっと(い)」「とうと(い)」「き」と読むことができます。
ただ一般的には貴いは「とうとい」と読むことが多いです。
次の章で貴いの意味について解説していきます。
貴いは「地位などが高いこと/高い価値があること/大事にすべきであること。重んずるべきであること」の意味として用いられています。
「たっとい」「とうとい」は”貴い”の他にも”尊い”と書き表されます。
”貴い・尊い”はどちらも読み方は同じですが、意味合いが少し異なります。
どちらも上記の3つの意味を持っていますが、貴いは”貴重”、尊いは”尊敬”の意味合いが強いです。
このようにそれぞれの言葉の意味合いが異なるためしっかりと覚えておきましょう。
貴いを用いた例文としては、「彼は貴い身分の人だ」や、
「数多くの貴い生命が奪われた」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「地位などが高いこと」の意味で、後者の例文は「大事にすべきであること。重んずるべきであること」の意味で使用しています。
つまり前者の例文は”彼は高い(貴重な)身分の人だ”、
後者の例文は”数多くの大事にすべき(貴重な)生命が奪われた”という意味になります。
以上が「貴いの読み方と意味、”たっとい”と”とうとい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど