ギモン雑学
１．象るの正しい読み方は「ぞうる」「かたどる」？
結論から言ってしまうと、象るの正しい読み方は「かたどる」になります。
象るの”象”は「かたど（る）」「ぞう」「しょう」と読むことができますが、
象るは「かたどる」と読むのが正しく、「ぞうる」と読むのは間違いです。
次の章で象るの意味について解説していきます。
２．象るの意味について
象るは「物の形を写し取ること。また、ある形に似せて作ること/形としてはっきり表れていないものを、明確な形として表現すること」の意味として用いられています。
象るを用いた例文としては、「ローマ字を象ったお菓子」や、
「平和を象ったシンボル」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「物の形を写し取ること。また、ある形に似せて作ること」の意味で、後者の例文は「形としてはっきり表れていないものを、明確な形として表現すること」の意味で使用しています。
また象るの類義語としては、「象形（しょうけい）・具象（ぐしょう）・具現（ぐげん）・描出（びょうしゅつ）」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても象ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「象るの読み方と意味、”ぞうる”と”かたどる”正しいのは？」でした。
３．まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 象るの正しい読み方は「かたどる」で、「ぞうる」は間違い。
- 象るは「物の形を写し取ること。また、ある形に似せて作ること/形としてはっきり表れていないものを、明確な形として表現すること」の意味。
- 象るの類義語には、「象形・具象・具現・描出」などがある。
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