結論から言ってしまうと、愉しむの正しい読み方は「たのしむ」になります。
愉しむの”愉”は「たの(しむ)」「ゆ」と読むことができますが、
愉しむは「たのしむ」と読むのが正しく、「ゆしむ」と読むのは間違いです。
ただ「たのしむ」というのは、一般的には”楽しむ”と書き表されることがほとんどです。
次の章で愉しむの意味について解説していきます。
愉しむは「楽しく感じること/好きなことをして満足を感じること/先のことに期待をかけ、そうなることを心待ちにすること」の意味として用いられています。
愉しむを用いた例文としては、「休日に音楽を愉しむ」や、
「子供の成長を愉しむ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「好きなことをして満足を感じること」の意味で、
後者の例文は「先のことに期待をかけ、そうなることを心待ちにすること」の意味で使用しています。
また愉しむの類義語としては、「愉快(ゆかい)・快感(かいかん)・快楽(かいらく)・至福(しふく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても愉しむと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「愉しむの読み方と意味、”ゆしむ”と”たのしむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど