結論から言ってしまうと、設けるの正しい読み方は「もうける」になります。
設けるの”設”は「もう(ける)」「せつ」と読むことができますが、
設けるは「もうける」と読むのが正しく、「せつける」と読むのは間違いです。
次の章で設けるの意味について解説していきます。
設けるは「前もって用意・準備すること/設備・組織・規則などを作ること」の意味として用いられています。
設けるを用いた例文としては、「この機会に一席設けることにした」や、「特別にルールを設ける」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「前もって用意・準備すること」の意味で、後者の例文は「設備・組織・規則などを作ること」の意味で使用しています。
また設けるの類義語としては、「設営(せつえい)・新設(しんせつ)・設置(せっち)・仮設(かせつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても設けると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「設けるの読み方と意味、”せつける”と”もうける”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど