このページでは訛りの読み方と意味、「しかり」と「なまり」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.訛りの正しい読み方は「しかり」「なまり」?

 

結論から言ってしまうと、訛りの正しい読み方は「なまり」になります

 

訛りの”訛”は「なまり」「なま(る)」「か」と読むことはできますが、
「しか(り)」と読むことはできないので、訛りを「しかり」と読むのは間違いです。

 

 

”訛”という字は単体でも「なまり」と読むことができますが、送り仮名を付けて”訛り”と表記することが多いです。

 

 

また「しかり」というのは、”然り”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で訛りの意味について解説していきます。

 

2.訛りの意味について

 

訛りは「ある地方特有の発音。標準語・共通語とは異なった発音のこと」の意味として用いられています。

 

 

訛りを用いた例文としては、「彼女は訛りが強い」や、
「彼はフランス訛りの英語を話す」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また訛りの類義語としては、「方言(ほうげん)・発音(はつおん)・俚言(りげん)・イントネーション」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても訛りと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「訛りの読み方と意味、”しかり”と”なまり”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 訛りの正しい読み方は「なまり」で、「しかり」は間違い。
  • 訛りは「ある地方特有の発音。標準語・共通語とは異なった発音のこと」の意味。
  • 訛りの類義語には、「方言・発音・俚言・イントネーション」などがある。

 

 

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