このページでは老朽の読み方と意味、「ろうこう」と「ろうきゅう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.老朽の正しい読み方は「ろうこう」「ろうきゅう」?

 

結論から言ってしまうと、老朽の正しい読み方は「ろうきゅう」になります

 

老朽の”朽”は「く(ちる)」「きゅう」と読むことはできますが、
「こう」と読むことはできないので、老朽を「ろうこう」と読むのは間違いです

 

 

 

また老朽(ろうきゅう)のように「老(ろう)」が用いられている言葉には、
「老骨(ろうこつ)・養老(ようろう)・敬老(けいろう)・初老(しょろう)」などがあります。

 

老朽(ろうきゅう)のように「朽(きゅう)」が用いられている言葉には、
「不朽(ふきゅう)・朽廃(きゅうはい)・若朽(じゃっきゅう)・朽索(きゅうさく)」などがあります。

 

 

次の章で老朽の意味と類義語について解説していきます。

 

2.老朽の意味と類義語について

 

老朽は「年をとったり、古くなったりして役に立たなくなること。また、そのような人や物のこと」の意味として用いられています。

 

 

老朽を用いた例文としては、「建物の老朽化によるもの」や、
「老朽して使用することができなくなった」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また老朽の類義語としては、「老化(ろうか)・退化(たいか)・腐朽(ふきゅう)・汚損(おそん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても老朽と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「老朽の読み方と意味、”ろうこう”と”ろうきゅう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 老朽の正しい読み方は「ろうきゅう」で、「ろうこう」は間違い。
  • 老朽は「年をとったり、古くなったりして役に立たなくなること。また、そのような人や物のこと」の意味。
  • 老朽の類義語には、「老化・退化・腐朽・汚損」などがある。

 

 

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