このページでは唸るの読み方と意味、「うなる」と「ひねる」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.唸るの正しい読み方は「うなる」「ひねる」?

 

結論から言ってしまうと、唸るの正しい読み方は「うなる」になります

 

唸るの”唸”は「うな(る)」「てん」と読むことはできますが、
「ひね(る)」と読むことはできないので、唸るを「ひねる」と読むのは間違いです。

 

 

「ひねる」というのは、”捻る”と書き表されるため注意が必要です。

 

 

次の章で唸るの意味について解説していきます。

 

2.唸るの意味について

 

唸るの意味は下記のとおりです。

  1. 苦しそうな声を出すこと
  2. 獣などが低く力の入った声を出すこと
  3. 低く鈍(にぶ)い音が響くこと
  4. 感嘆(かんたん)すること
  5. 物や力があり余ること
  6. のどをしぼるように低温で歌ったり、語ったりすること

 

 

唸るを用いた例文としては、「モーターが唸る」や、
「金なら唸るほどある」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「低く鈍い音が響くこと」の意味で、
後者の例文は「物や力があり余ること」の意味で使用しています。

 

 

 

また唸るの類義語としては、「呻く(うめく)・響く(ひびく)・轟く(とどろく)・響めく(どよめく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても唸ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「唸るの読み方と意味、”うなる”と”ひねる”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 唸るの正しい読み方は「うなる」で、「ひねる」は間違い。
  • 唸るの類義語には、「呻く・響く・轟く・響めく」などがある。

<唸るの意味>

  1. 苦しそうな声を出すこと
  2. 獣などが低く力の入った声を出すこと
  3. 低く鈍い音が響くこと
  4. 感嘆すること
  5. 物や力があり余ること
  6. のどをしぼるように低温で歌ったり、語ったりすること

 

 

関連ページ

<難読漢字の一覧>

 

(写真あり)藜、櫛、羆など

【一文字】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など

【野菜・果物・茸】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など

【魚・貝・海藻】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)海驢、犀、猫鼬など

【動物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など

【鳥】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)薊、金木犀、百合など

【花・植物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など

【虫】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など

【食べ物・飲み物】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など

【道具・身近なモノ】難読漢字の一覧!

<読み間違えやすい漢字の一覧>

 

哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!

 

依存、過不足、続柄など

慣用読み(百姓読み)の一覧!

 

<難読漢字の一覧(偏)>

 

(写真あり)鯆、鰍、鰉など

【魚偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)蝗、蠍、蝮など

【虫偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)梲、栂、樅など

【木偏】難読漢字の一覧!

 

(写真あり)鎹、鍬、釦など

【金偏】難読漢字の一覧!

 

<覚えておきたい知識>

 

鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!

 

(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!