結論から言ってしまうと、描くの正しい読み方は「えがく」「かく」の両方になります。
描くの”描”は「えが(く)」「か(く)」「びょう」と読むことができます。
一般的には描くは「えがく」と読むことが多いです。
ただ描くは「えがく」「かく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で描くの意味について解説していきます。
描く(えがく)は「物の姿や形を絵や図にかき表すこと/文章や音楽などに表現すること/姿やイメージを想像すること」の意味として用いられています。
描くを「えがく」と読むと上記のような意味になりますが、
「かく」と読むと「絵・模様・図などをえがくこと」の意味のみとなります。
「かく」は一般的には”書く”と表記することがほとんどで、こちらの”書く”には”描(か)く”の意味も含まれています。
このように描くは「えがく」「かく」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
描くを用いた例文としては、「人間心理を描(えが)いた作品」や、
「故郷の景色を心に描(えが)く」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「文章や音楽などに表現すること」の意味で、
後者の例文は「姿やイメージを想像すること」の意味で使用しています。
以上が「描くの読み方と意味、”えがく”と”かく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど