結論から言ってしまうと、彩るの正しい読み方は「いろどる」になります。
彩るの”彩”は「いろど(る)」「あや」「さい」と読むことはできますが、「と(る)」と読むことはできないので、彩るを「とる」と読むのは間違いです。
「とる」というのは、”採る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で彩るの意味について解説していきます。
彩るは「色をつけること/化粧(けしょう)すること/飾ること。装飾すること」の意味として用いられています。
彩るを用いた例文としては、「役者の顔を彩る」や、
「食卓を花で彩る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「化粧すること」の意味で、後者の例文は「飾ること。装飾すること」の意味で使用しています。
また彩るの類義語としては、「配色(はいしょく)・染色(せんしょく)・装飾(そうしょく)・額装(がくそう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても彩ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「彩るの読み方と意味、”とる”と”いろどる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど