さて日常的に使われるもので「彩る」という言葉があります。
この彩るに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
彩るがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは彩るの読み方と意味、「とる」と「いろどる」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.彩るの正しい読み方は「とる」「いろどる」?
では彩るの正しい読み方は、「とる」「いろどる」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、彩るの正しい読み方は「いろどる」になります。
彩るの”彩”は「いろど(る)」「あや」「さい」と読むことはできますが、「と(る)」と読むことはできないので、彩るを「とる」と読むのは間違いです。
「とる」というのは、”採る”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で彩るの意味と類義語について解説していきます。
2.彩るの意味と類義語について
では彩るの意味と類義語について見ていきましょう。
まず彩るは「色をつけること/化粧(けしょう)すること/飾ること。装飾すること」の意味として用いられています。
彩るを用いた例文としては、「役者の顔を彩る」や、
「食卓を花で彩る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「化粧すること」の意味で、後者の例文は「飾ること。装飾すること」の意味で使用しています。
また彩るの類義語としては、「配色(はいしょく)・染色(せんしょく)・装飾(そうしょく)・額装(がくそう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても彩ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「彩るの読み方と意味、”とる”と”いろどる”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 彩るの正しい読み方は「いろどる」で、「とる」は間違い。
- 彩るは「色をつけること/化粧すること/飾ること。装飾すること」の意味。
- 彩るの類義語には、「配色・染色・装飾・額装」などがある。